client 取引先紹介

#02

安心感、ドライバーとメカニックのような関係性
意思疎通しやすさが魅力

新貝ふとん店 様

出会いのきっかけとなった設備変更

髙田商店さんに仕事を初めて依頼したのは30年前でした。

先代の社長が元気だった頃(私の父親)、私が専門校の東京蒲団技術学院と修行から帰ってきた後で、祖父の時代から長く使用してきた工場の両めん機からカード機に設備を変える際に、移動作業から配管ダクト工事を施工していただきました。

危険な作業も安心して任せられる

私が若かった当時は(国家検定一級技能士)の資格も取得し、学校や修行先で習得した技術での布団づくりがメインで工場の機械を操作し調整するのは、専ら父が担当していました。父は何度も製綿の機械は危険だということを私に諭すように話し、稼働中は一切機械に触らせてもらえませんでした。

その代わりに、いつも工場の仕事が終わり父が確かめるようにメインスイッチを切った後、私が機械の隅々まで掃除をしておりました。
今思うと、この地道な作業によって機械の仕組みや構造、また危険個所を知ることができました。
しかし現在、父に代わって私一人で工場で機械を動かすことになって、もまだまだ布団づくりに比べて機械に関する知識や経験が少ないままでした。
同業者や蒲団技術学院の同級生が機械の事故にあった話を耳にして、さらに機械は怖いなって思ったんです。
いつも機械のトラブルが起こった時に迅速に的確な判断と経験からいつでも相談に乗ってもらえる髙田商店さんは本当に頼りになる機械のプロだと思っております。

ふとん綿の研究には欠かせない存在に

父は原料の綿の種類やその良し悪しの選別の仕方からいろいろな綿の性質について詳しく教えてくれました。
その教えを基に、自分なりに製綿を研究、試行錯誤して綿作りから仕立てまで、一貫しての布団のスペシャリストとしてお客様にとってより良い布団を作り続けていきます。

そのためにも私の綿作りの生命線でもあります工場の機械のサポートをこれからもずっと信頼ある機械のプロフェッショナル髙田商店さんに任せたいと考えております。

綿匠 新貝ふとん店 新貝晃一郎さん

静岡市清水区に店を構える88年の老舗「新貝ふとん店」の3代目にして、布団作り一筋30年以上になる。令和初の黄綬褒章を受章。
静岡県静岡市清水区興津清見寺町156-5